SELF LINER NOTES
1st Mini Album "LIFE STYLE" OUT!!
1.But I can't
下心について書いた曲です(フィクションです)。主人公は毎朝大江戸線六本木駅の出勤ラッシュに揉まれながら職場に向かうサラリーマン。電車を降りてから地上に向かうまでの物語を書きました。サラリーマンは毎朝出勤ラッシュにイライラしながらエスカレーターに乗っていると目を奪われる光景が目の前に、、、ミニスカートを履いた女性が立っているではないか、見えそう、、、サラリーマンはとても気になってます。サラリーマンじゃなくても世の男性は気になります。女性でも気になるんじゃないでしょうか笑 エスカレーターを昇りきるまでに、見るか?見ないか?いや理性が働く、でも、もうこんなチャンスないし、、、そんな葛藤をしているうちに、地上に着いてしまいました。なにやってんだサラリーマン!!僕は見るべきだと思います笑
この曲は洋楽のR&Bっぽいな!って言わせたいという思いから歌詞に英語を取り入れました。R&Bならよく使用する鍵盤系の楽器をたくさん入れました。アルバムの1曲目にしたのは、変化を感じて欲しい、「えっ?ジャンル変わった?」って言わせるぐらいこれから変化、進化を魅せて行くぞ!っという思いからです。なので、小路変わった?と思った方は、してやったぜ!といった感じ。聴き所は最後大サビ前のベースとボーカルのユニゾンの所。ベースの人とユニゾン行くぞ行くぞ!ってアイコンタクトをしながらやるとかなりテンションが上がり僕自身一番ナルシストになっています。笑
大江戸線のエスカレーターって本当に長いよね〜※ユニゾンの意味わからない方はググってね。
2.サクセスサマー
ライブのMCでも言いましたが。友達と飲みに行った時にカウンターで飲んでいて隣の女性に肘が当たり「あ、すいません」とお互い言い合いその後に女性が「一夏(ひとなつ)のサクセスが始まるところだったわ」って言った、なんて面白い返しをするんだこの人は、、と感動し仲良く話しました。家に帰ってから『サクセス』って言葉が頭から全然離れなくなっていて、作るしか無い!って所からスタート。
主人公は僕、夏が大嫌いな小路健太。説明はいらないんじゃないかな?ってくらい現実にあった事と妄想を織り交ぜた歌詞になっております。歌詞中の喫茶店はすごく古くて、おじさんが蝶ネクタイしてコーヒーを煎れてる姿をイメージしました。そういう店好きやからさ〜。Bメロのメロディーがリズミカルになる所、韻を踏みながらリズムをメロディーで出す、そして歌詞で情景を説明する。それが組合わさっていって僕はテンションが上がっていきます笑
もう聴いてくれてる人は歌詞とリズムを丸暗記して歌ってみて欲しいです。楽しいと思う!
ギターメインの曲にしたかったのでよく聴いたら、アコギ、エレキが色んな所で使われてるから聴いてみて〜ピアノ弾きなのにギターメインの曲を作るってどうなのよ〜笑 あの時の女性は元気なのだろうか.....
3.STAG
言うまでもなく?僕の大好きなサーターアンダギーへの愛を歌にしました。これ説明いらないよね?笑
サビをいかに覚え易くするかをかなりこだわりました。歌詞を変えればすごく良いバラードの曲になりそう、、歌詞は15分くらいで出来、至上初の短時間で完成しました。未だに記録は更新できません。以上!!
4.GO TO BANK
煮詰まっていました。制作スランプに陥っていました。本気で焦っていた時に仲間ピアノ弾きのtsukasA.さんと飲みに行きました。「全然曲出来ないんですよ、僕ほんまにダメですわ、、」と彼は「じゃ吉野家の曲作ったら?」と謎の返し。「え??(何言ってんだこの沖縄人、、)」 「じゃあ銀行は??」とtsukasA.。「はぁ、、(は???)」と僕。「銀行強盗とかさ、、」とtsukasA.。頑張ってと言いご飯奢ってくれました。笑 そんなやり取りの中から生まれました。
自分が銀行強盗になってみよう、そう俺は銀行強盗だ!!と頭の中でなりきったらスラスラ歌詞が出てきてました。銀行強盗って嵐のように去って行くってイメージがあったのでテンポは早く、ロック調に、曲中にも多くの展開が必要だなと思い 「Don't move~」とかをちょっとラップ感を出し、サビの数を変えたり、曲を2回転調したり、ピアノソロは早弾きにしたりと遊びながら作りました。タイトルGO TO BANK は英語読みではなく 強盗BANKという読み方です。わかってた人いるかな〜。これは遅刻した時とか急いでる時に聴いたら1分くらい早く目的地に着けるんじゃないかなと思います。笑 是非試してみてください。 遅刻アカンよ!!
5.Bye-bye
1年前くらいに出来ていた曲。もう人の言う事聞きたくない。うるさい!って感じていたんだと思う。その時の気持ちと反抗期に差し掛かる思春期時代の頃を代弁しました。今選んでる事って本当に自分で選んだものなのかな、思春期の頃なんて、誰かに言われる言葉にすごく影響されやすいし、自分だと、受験勉強も少年野球も全部ずっと辞めたくてでも、辞めたいって言えなくてそのまま5.6年やっていたし、自分の意志を持ってハッキリ伝える事の大事さを学んだから、そこから周りの人、特に近い人にはしっかり伝えることにしてます。ライブリハーサルもアレンジャーさんとのやり取り、スタッフさんとのやり取り、自分が中心で回っているので、自分がブレていてはいけないなと、つくづく思います。とか言いながらめっちゃくちゃ僕はブレブレですが、支えてくれる周りの人にファンの方々には本当に感謝です。とりあえず意志はしっかり伝えようぜ!って思いをコミカルちっくに遊びながらやりたかったのがBye-byeです バイバイー!!ブルース、ファンクをイメージしながら作りました。使うコードが少なく覚え易いのでありがたいです。歌詞の「カウントダウン3 2 1」の所をライブ中、右手の指で数えるんですが、かなりナルシストになっています。この右手の指は大好きなバンドのとある曲にある、ボーカルの真似をしています。
6.忘れてしまってもまた思い出して
夢を追って東京に来た友達が地元に帰ると言った。「もういいかな」と僕に話をしてきました。ちょっと寂しいけど応援する事くらいしか出来ないので引き止めず、「そうか」とだけ返事しました。音楽で生きていくんだと地元京都を離れる時たくさんの人が見送ってくれた、見送る側も寂しいんだ、自分一人の夢じゃないんだとその友達が教えてくれました。昔よくライブに来てくれていた人、今も来てくれている人、路上で出会った人、なにかの縁があって出会ったんだろうなと思います。その意味は今はわからないけど。昔ライブ来てたあの人元気かな〜路上で出会ったあの人、俺の事覚えてるかな〜と考える時がある、その時いつも忘れてしまってもまた思い出して、と思う。ただそんな自分の弱さと覚悟をしっかり歌詞に出せたらと素直に歌にしました。伴奏を作っている段階で絶対にバイオリンを入れようと決めていたのでアレンジャーさんに相談し、すぐにレコーディングしてもらえました。ありがたい!たくさん聴いてほしいです。
7.明日はひとり
名曲だと思っています。ぼくしか歌えないと思っています。バラードって暗い曲ってイメージが僕にはあるんですけど、バラードでもちゃんと前向きになれる曲を作りたかった。寝る前に、一日が終わる前に今日あった楽しい事、ムカついた事、たくさん心が動いた事を整理して欲しい。友達がたくさんいても、モテても夢を叶えても叶わなくても、孤独を感じる時があるんですけど貴方は独りじゃないし明日も自分らしく楽しく生きて欲しいと願いを込めて作りました。歌で自分が伝えたいのはそういう事だと思っていてライブではほとんど一番最後に歌うようにしています。歌詞の「こんな僕でも〜」の所、自分のギリギリ地声で出る高さで、必死に歌っているので、歌詞の内容とプラスされてかなりソウルフルになってしまいます。でもそれが良い!!笑
このピアノはN.Y に音楽修行に行った時にレコーディングさせてもらいました。100年物のグランドピアノでピアノと仲良くなるのに時間がかかりましたが、いい経験させてもらったなと本当に思います。めっちゃ緊張したな〜
LIFE STYLE
アルバムのタイトルはLIFE STYLEにしようと夏くらいから決めていました。
たくさんの人と価値観と出会う中で、自分ってなんなんだろ....生き様ってなんだろ...ってよく考えていました。
普段自分がどういう事がおもしろいと思うのかなんで好きと思うのか、どこに心が動いたのか、、考えた事なかったです。ほぼ感覚のみで生きている事に気付きました。ステージに立って人に伝える、感動させる人になるには自分をもっと理解しないとダメだと。まだまだ理解出来ないしもしかしたら全部理解しなくていいのかもしれない
一つだけわかった事は、今の自分がここにいるのは歌えてるのは周りにいる人の力、想いがあるからです。
何があっても忘れないように音楽をやっていこうと思います。それが僕のLIFE STYLEです。
何年経っても褪せない曲を楽しく伝わるライブをやっていくという軸はブレる事無く、好きにやりたいように貪欲に音楽をやっていきたいと思います。それが何千、何万という人に届きますように!!なので僕を広めてください!!よろしくお願いします!!見てくれてありがとう。
小路健太